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胃腸に関するお悩みは胃腸相談室にてお答えしております。
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2025年1月31日
アルコール性肝炎の予防
長期に渡り過剰に飲酒することでアルコール性肝炎になる恐れがあります。
肝硬変や肝がんといった命に関わる病気になる前に予防しましょう!
【アルコール性肝炎とは】
長期にわたって過剰に飲酒することによって起こる肝障害です。
アルコール性肝障害にも、軽いものから、重症のものまであります。
そのまま飲酒し続けると、やがて【肝硬変】や【肝がん】といった命に関わる
病気に進行します。
【病状】
食欲不振や上腹部の重苦しさなどの症状があります。
悪化して本格的なアルコール性肝炎になると、下記のような症状が現れます。
・体からアルコール臭がする
・肝臓が大きく腫大し、右側腹部が痛くなる
また病状が進行しますと、黄疸が出て、同時に発熱などの症状も現れ、治療が
非常に困難になります。
更に重症になると、肝性脳症や肺炎、急性腎不全や消化管出血を来たし、
エンドトキシン血症となり命に関わってきます。
【予防】
アルコール性肝炎はお酒の飲み方で予防することが可能です。
普段から適量な飲酒にとどめておき、もし症状がみられましたら、自制がきかなくなる前に断酒することが最も大切です。
特に女性の場合はアルコールに対する耐用量が一般的に少なく、少ない酒量でも
肝障害が起こることがありますので、女性の飲酒には注意が必要です。
まずは、お気軽に当院までご相談下さい。
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2025年1月20日
当院は肛門専門医のいる病院です。
当院は、外科胃腸科を掲げていますので、肛門科と大きく掲げた病院が恥ずかしい患者様でも、他の人に知られることなく受診することができます。
痔の悩みは1人で悩まないで、ぜひとも専門医の診察を受けてください。
患者さまに合った最適な治療法をご提案いたします。
まずは、お気軽にご相談ください。
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2025年1月6日
肝臓がんの治療について
肝臓がんの治療は最近非常に進んでおります。
画像診断が精密になったおかげで、がんの大きさや数がはっきり判るようになり、治療法の選択が大変しやすくなりました。
治療法の種類
- ・肝切除術
- ・エタノール注入法
- ・マイクロウエーブ焼灼(しょうしゃく)療法
- ・肝動脈塞栓(そくせん)療法
- ・肝動脈注化学療法
- *がんの大きさや数、肝機能の評価などによって最も適切な治療法を選択します。
このような治療法を組み合わせて行うことにより、当院でも長期生存の方が多数おられます。
肝がんの治療は、大変技術を要するものです。専門にされている施設をご紹介いたします。まずは、お気軽に当院までご相談下さい。
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便秘には色々な程度があり、
原因によって扱いが違います。
便秘の程度と種類によって、次のように分けて考えてみましょう。
①2〜3日に1度排便はするが、便が固く量が少ないという人
- 原因
- 食事の量が少なかったり、栄養のあるものばかりを食べていると、食事のほとんどが吸収され、便になるカスがあまりできません。
- このような人は便のでき方が少なく2〜3日分たまってやっと一人前の便の量になるといった人で、別に病気ではありませんが、あまりお腹の調子がいいとは言えません。
- 対策
- 野菜、特にニンジンやごぼうなどをよく食べるようにしましょう。
- きのこ、たけのこ、コンニャク、海藻類はほとんど吸収されることなく便になりますので、便の量を増やすのに有効です。
②2〜3日おきに便秘と下痢を繰り返す人
- 原因
- 2〜3日便秘したらあと下痢を 2〜3回し、そのあとはまた 2〜3日分の便がたまって来ると1回目は硬い便、あと軟便または下痢で 2〜3回行きその次の日からまた便秘します。
- この様なものを交替性便秘といいます。
- 対策
- 交替性便秘は生活習慣に起因します。まず毎日決められた時間に出ても出なくてもトイレへ行くようにしましょう。
- 便の量が増えるよう野菜を食べましょう。
③お年寄りの方で排便がなく放置していると1週間たっても出ないという人
- 原因
- もともと腸の動きがにぶっていため、便が出にくくなっています。
- 対策
- 充分野菜の多い食事を摂りましょう。
- なるべく運動して腸の動きを促進しましょう。
④脳障害で半身不随の人や、お年寄りで寝たきりの方で、石のように硬くなった便がたまって出ない人
- 対策
- 手で便の摘出をしてあげなくてはうまく便が出ません。 摘出の要領は素人には難しいので診察にお越しください。
- また、下剤を差し上げ、硬くならないうちにイチジク浣腸をしてあげるようにしましょう。
- 在宅療養をなさっている方にとっては一番苦労されることの一つです。お気軽にご相談ください。
⑤便秘で便が出にくいのに1日何回もトイレに行き、しかも少量の下痢便しか出ない人
- 原因
- たいてい下部大腸に癌(がん)や腫瘍(しゅよう)のできている人か、何らかの原因で大腸が狭くなっている人です。
- 対策
- すぐ厳重な大腸の検査を必要とします。まずはご来院ください。
便秘や下痢にお悩みの方は、お気軽にご相談下さい。
患者様一人一人の症状や生活環境に合った治療をいたします。
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2024年12月2日
食道アカラシア
・食べたものをよく嘔吐する
・食べ物がつかえる
・食べ物を上手く飲み込めない
・胸の痛みがある
このような症状はありませんか?
それは食道アカラシアかもしれません。
【食道アカラシアとは】
食道アカラシアは、食道から胃に入る入口(噴門)の筋肉が締まっていて、入口がなかなか開かないために、食物が食道から胃に落ちて行きにくい状態になって
います。食道がんに似ていて、食べ物をよく嘔吐します。
しかし、食道がんよりもわりと若い年齢の人にも見られるという特徴があります。
また、食道全体の筋肉がたるんでいて蠕動(ぜんどう)運動がないため、いつも
食べた物が多量に食道に溜まった状態になっています。
原因は不明ですが、食道の神経叢(しんけいそう)が変性してしまったためと
考えられます。
【診断方法】
X線透視
バリュウムを飲んで透視します。
内視顕微鏡検査
食道粘膜のただれ状態を見たりするのに必要です。
食道アカラシアを持っている人は食道がんの合併頻度が高いですので、それを見落とさないようにするために、時々行わなければなりません。
【治療方法】
バルーン(風船)を使って噴門を広げる治療を繰り返すことで、少しずつ通過をよくします。
それでも、効果が不十分な場合は手術を行います。
手術は胸腔鏡(きょうくうきょう)または腹腔鏡下(ふくくうきょうか)に噴門の筋肉を切開して広げるという方法をとります。小さい切開口で安全に手術ができ入院期間も短いです。
症状にお悩みの方は、お気軽に当院までご相談ください。
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2024年11月1日
女性と痔について
妊娠や出産をきっかけに痔を発症することがあります。
ほとんどは薬でよくなりますが、手術が必要な場合もあるので
気をつけましょう!
また、おしりに見られる症状で、出血・腫れ・痛みといった、一見「痔かな?」と思うような症状の中には、おしりに関係する他の病気や大腸のトラブルが原因となって起こっている場合もあります。
とくに、痔の経験がある方は出血や腫れに慣れてしまっているため、そのままに
してしまい他の病気を見逃すケースも少なくありません。
ちょっと心配…という人は、チェックしておきましょう。
~「肛門科と大きく掲げた病院は恥ずかしい」とお考えの方へ~
当院は、肛門専門医のいる外科胃腸科を掲げた病院です。
他の人に知られることなく受診ができます。
まずは、お気軽に当院にご相談ください。
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2024年10月21日
脂肪肝について
【脂肪肝とは】
肝臓の中に脂肪が過剰に蓄積した状態で、食生活が欧米化し、飽食状態の日本で
急速に増加している病気です。
成人病検診してみると、おおむね成人の3割に脂肪肝が見られたとさえ言われて
います。
【脂肪肝の主な原因】
かつてはアルコールの過飲によるものが大多数であるとされてきましたが、最近
では酒をあまり飲まないのに起こる “非アルコール性脂肪肝” が非常に増加して
います。特に糖尿病や肥満、高脂血症の方に多く見られることが特徴です。
【脂肪肝の症状】
一般には無症状のことが多く、人間ドックや成人病検診で腹部の超音波検査を受けて発見されることが多いのですが、脂肪肝が進んでくると右側腹部の重苦しいような痛みを訴え、特にアルコール性の脂肪肝は肝の腫大をよく触知するようになります。いわゆる肝臓が腫れたと言われるものです。
【脂肪肝を発見するために】
血液を調べる肝機能検査では脂肪肝の軽いうちは異常がなく、正常値を示すことが多いですが、酷くなりますと中性脂肪(トリグリセライド)や総コレステロールが高値となり、TTTやコリンエステラーゼが高値などが見られるようになります。
またγ-GTPやGOT、GPTも上昇しますが100前後という方が多いようです。
診断には超音波診断が最もよく、更に脂肪の分布状態を見たり、肝臓の大きさを見たりするにはCT検査が大変有効です。特に脂肪の沈着が不均一な、いわゆるまだら脂肪肝の時は肝がんとの区別が大変重要であります。
【脂肪肝の予防】
脂肪肝はひどくなると肝細胞の壊死と線維化が進んで肝硬変になることが確認されています。
脂肪肝になると治療は大変難しく、確実で有効な方法はありませんので、中性脂肪を増やさないように予防しましょう。
● 飲酒を少なく、飲み過ぎないように
● 肥満にならないように
● 適度な運動
自覚症状がほとんどないため、検査を受け、改善や予防に努めることが大切です。
当院では、腹部の超音波診断やはCT検査で調べることができます。
お気軽にご相談ください。
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2024年10月1日
急性胃炎について
突然の胃の痛み…急性胃炎かも?!
当院で正確に診断いたします。
急性胃炎とは
突然強い上腹部の痛みが始まり、周期的にしめつけるような痛みが何度も襲ってくる病気です。
急性胃炎は軽いものから次の3種類に大別されます。
- ①浮腫(ふしゅ)型
- 胃の内面の粘膜が腫れ上がっているだけで粘膜のただれはありません。主としてサバやアジ、いわし、イカの生などを食べた時に起こります。
- 内視鏡で見て、胃の壁に刺入しているアニサキスという虫をつまんで取り出せば、すぐ治ります。
- ②出血性びらん型
- 胃の粘膜が腫れ上がり、胃の出口に近い所に多発の出血びらんが地図状に拡がっています。
- きちんと治療すれば、びらんは1週間ぐらいであとかたを残さずに治ります。
- ③潰瘍形成(かいようけいせい)型
- 最も重症のもので、発作のはじめは出血性びらんと似ていますが、更に酷く、治るまで1ヵ月かかります。
- この型は周期的な激痛とともに褐色またはコーヒー残渣用(ざんさよう)の多量の胃液を嘔吐することが特徴で、これが24時間続きます。
- しかし痛みは次第に軽くなり、ほぼ1週間程で軽快します。
治療について
最も大切なことは食事療法です。流動食から、うすいお粥、五分粥、七分粥、全粥と上げていき1週間ぐらいで普通食にもどします。
「出血性びらん型」と「潰瘍形成型」に対しては、抗潰瘍剤の点滴や内服が必要です。
当院は、急性胃炎の研究では多くの業績を上げておりますので、最短の日数で治療することが可能です。
突然胃が痛くなったら、急性胃炎かもしれません。ご来院ください。
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2024年9月20日
痔の症状について
1人で悩んでいませんか?
おしりの違和感…もしかしたら【痔】かもしれません。
『日本人の3人に1人は痔にかかっているといわれています』
〈症状について〉
下記のような症状のある方はぜひご相談ください。
☑排便時に肛門が切れる ☑腫れている
☑イボのようなものが出る ☑重い感じがする
☑出血する ☑下着が汚れる
☑痛い ☑いつも便が残っているような感じがする
☑かゆい
早めに診察を受けていればお薬で痔の治療ができる程度だったのに、我慢をして
症状が悪化するケースや、痔だと思って受診したら大腸がんが見つかったという
ケースもあります。
「恥ずかしい」からといって我慢せず、早めに診察を受けることをお勧めします。
治療を受けるにあたっては、納得のいくまで説明を聞くことが大切です。患者様の生活や環境に合わせ、最適な治療法をご提案いたします。
〜「肛門科と大きく掲げた病院は恥ずかしい」とお考えの方へ〜
当院は、肛門専門医のいる外科胃腸科を掲げた病院です。
他の人に知られることなく受診ができます。
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2024年9月2日
過敏性大腸症候群について
下痢や便秘でお悩みではありませんか?
職場や学校などの人間関係や環境の変化などによる精神的なストレス、
過労や冷え、病気などの身体的なストレスなどが原因で、
過敏性大腸症候群が発症します。
主な症状
「1日に何度も排便しなければ気がすまない」
「授業や仕事の前に何回もトイレに行ってしまう」
このような方は要注意です。
・下痢
・便秘
・お腹の張り
・腹痛
など
自律神経の異常から、上記のような様々な症状を引き起こします。
改善方法
強い下痢止めを差し上げるのは好ましくなく、
むしろ鎮痙剤(ちんけいざい)を用いたり、
便の水っぽさを防ぎ次の便意を誘発しないようにします。
もう1つ大切なことは、睡眠や休息をしっかり取り、
ストレスを緩和することです。
気分転換になる趣味の時間や身体を動かす時間も意識的に作りましょう。
とくに適度な運動は、腸の働きを整えます。
患者様それぞれにあったに治療法でおなかのトラブルを解決していきましょう。
お気軽にご相談ください。
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