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2021年1月5日
胃腸が疲れていませんか?
年末年始の宴会シーズン、食べ過ぎ・飲み過ぎで胃腸が疲れていませんか?
胃もたれや胃の不快感など、胃腸に関することは専門医のいる当院へご相談
ください。
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2020年12月18日
食道がんについて
食道がんは、一昔前までは治療が困難でした。
しかし現在では手術のテクニックや機器類が格段に進歩してきているので
安全に手術を受けることができ、また治療成績も向上してきています。
【診断】
進行した食道がんなら胃の検査をする過程で簡単に発見されます。
またそれ程進んだ食道がんでなくても、少しでも表面が隆起していたり、凹んで
いたりしていれば、胃の精密検査を受けることによって、食道がんは発見され
ます。
ただしそのためには、レントゲン透視と内視鏡検査の両方を受けるのが万全で
よろしいと思います。
下記に当てはまる方は、早期発見のために食道の精密検査を受診されることを
おすすめします。
◯食道につかえ感のある人
◯食べている途中で、食べ物がつかえて下がらない人
◯以前、耳鼻科でがんまたは胃がんの治療をしたことがある人
◯親や兄弟が食道がんにかかったことがある場合
◯60歳以上になってタバコ、お酒をよく飲む人
【治療】
ごく早期の食道がんであれば手術をせずにカメラでみながら、がんの所をはぎ
取って治療します。
しかしちょっと進んだ食道がんでは手術をしなくてはなりません。
さらにもっと進行した食道がんでは放射線治療と温熱療法を併用してがんを小さくさせ、手術できる状態にして手術を行います。
まずは、お気軽にご来院ください。
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2020年12月1日
脂肪肝について
【脂肪肝とは】
肝臓の中に脂肪が過剰に蓄積した状態で、食生活が欧米化し、飽食状態の日本で
急速に増加している病気です。
成人病検診してみると、おおむね成人の3割に脂肪肝が見られたとさえ言われて
います。
【脂肪肝の主な原因】
かつてはアルコールの過飲によるものが大多数であるとされてきましたが、最近
では酒をあまり飲まないのに起こる “非アルコール性脂肪肝” が非常に増加して
います。特に糖尿病や肥満、高脂血症の方に多く見られることが特徴です。
【脂肪肝の症状】
一般には無症状のことが多く、人間ドックや成人病検診で腹部の超音波検査を受けて発見されることが多いのですが、脂肪肝が進んでくると右側腹部の重苦しいような痛みを訴え、特にアルコール性の脂肪肝は肝の腫大をよく触知するようになります。いわゆる肝臓が腫れたと言われるものです。
【脂肪肝を発見するために】
血液を調べる肝機能検査では脂肪肝の軽いうちは異常がなく、正常値を示すことが多いですが、酷くなりますと中性脂肪(トリグリセライド)や総コレステロールが高値となり、TTTやコリンエステラーゼが高値などが見られるようになります。
またγ-GTPやGOT、GPTも上昇しますが100前後という方が多いようです。
診断には超音波診断が最もよく、更に脂肪の分布状態を見たり、肝臓の大きさを見たりするにはCT検査が大変有効です。特に脂肪の沈着が不均一な、いわゆるまだら脂肪肝の時は肝がんとの区別が大変重要であります。
【脂肪肝の予防】
脂肪肝はひどくなると肝細胞の壊死と線維化が進んで肝硬変になることが確認されています。
脂肪肝になると治療は大変難しく、確実で有効な方法はありませんので、中性脂肪を増やさないように予防しましょう。
● 飲酒を少なく、飲み過ぎないように
● 肥満にならないように
● 適度な運動
自覚症状がほとんどないため、検査を受け、改善や予防に努めることが大切です。
当院では、腹部の超音波診断やはCT検査で調べることができます。
お気軽にご相談ください。
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2020年10月30日
痔の予防・対策について
痔の発症は、便秘や下痢、食事など、普段の生活習慣が大きく関わってきます。
痔を治すために薬を使うことは大切ですが、「生活習慣」を改善することが基本となります。
◯バランスの良い食生活
必要以上に食事制限によるダイエットは、便の量が少なく腸管が刺激されにくいため、便秘になりやすいです。スムーズな便通のために、野菜・くだもの・きのこ類・海藻類・イモ類・豆類などの食物繊維を含んだものを積極的にとりましょう。
◯正しい排便習慣
トイレでの長居、いきみ過ぎなどは痔を誘発・悪化させることになります。
トイレは、便意を感じてから行くようにしましょう。また、排便時間は短くすませ、強くいきまないようにしましょう。
◯ストレスをためない
腸は、ストレスの影響を受けやすいため、ストレスが要因で便秘や下痢になることがあります。
睡眠や休息、気分転換などストレスを緩和しましょう。
◯長時間同じ姿勢を続けない
一日中立ちっぱなしや座りっぱなし、重い物を持ち上げる動作や中腰の体勢などはおしりに大きな影響を与えますので、注意が必要です。
普段から同じ姿勢で過ごしがちな方は、定期的に体を動かしておしりの血行改善を心がけましょう。
◯香辛料やお酒をとりすぎない
香辛料のとりすぎは、排便時に肛門部を刺激する恐れがあるので注意しましょう。
また、アルコールのとりすぎも、下痢やうっ血を起こしやすく、痔を悪化させる要因となります。
◯水分をこまめに補給する
便が硬くなる原因の一つに水分不足があげられます。
水分が少ないと、便秘になりやすくなったり、便が肛門を傷つけやすくなったりします。
起床後、仕事の合間、スポーツの後など、こまめに水分補給をしましょう。
◯お風呂にゆっくりつかる
体が冷えると、血液の循環が悪くなり痔に悪影響を及ぼします。
血行をよくしたり、おしりを清潔に保つために入浴は大切です。
また、入浴はうっ血を改善する効果もあるので、シャワーだけで済ませずに、ぬるめのお湯にゆっくり浸かるようにしましょう。
~「肛門科と大きく掲げた病院は恥ずかしい」とお考えの方へ~
当院は、肛門専門医のいる外科胃腸科を掲げた病院です。
他の人に知られることなく受診ができます。
まずは、お気軽に当院にご相談ください。
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2020年10月20日
胆石症について
脂っこい食事が多い方は要注意!
お腹やみぞおちが痛い・発熱がある…
その症状、もしかしたら【胆石症】かもしれません。
【胆石症とは】
肝臓や胆のう、胆管に結石(石)ができる病気を総称して「胆石症」といいます。結石がどこにあるかによって名称が異なり、それぞれ症状も違います。
【胆石が出来る原因】
日本人の胆石の約70%は、コレステロール系の胆石です。
体内の過剰なコレステロールは胆汁のなかに排出されますが、コレステロールが増えすぎると、溶けきれないコレステロールが結晶化し、どんどん大きくなって胆石となります。
油脂の多い食事や、肥満、糖尿病、妊娠している人は胆汁中のコレステロールが増える原因となりますのでご注意ください。
【胆石と症状】
胆のう結石(胆石)があるからといって、必ずしも症状があるわけではありません。胆のう結石を持っている人の23%は無症状といわれています。
胆石の痛みは決まったところだけが痛むのではなく、人によっていろいろな場所に痛みの症状がでます。
◯右の肋骨の下あたり
◯みぞおち・おへその上の方…など
また、痛みの種類も一様ではなく、様々です。
◯鋭く差しこむような痛み
◯鈍い重苦しい痛み
◯肩こりのように張った感じ…など
発熱や眼球結膜(白眼)、皮膚が黄色くなるなどの症状がでる場合もあります。
痛みなどの症状がある胆石は、早めの治療・手術をおすすめします。
肝臓の検査・超音波検査・CT検査で見つけることができますので、
まずは、お気軽にご来院ください。
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