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胃腸に関するお悩みは胃腸相談室にてお答えしております。
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2015年4月27日
血液検査で、どのような病気が分かりますか?
ご質問
血液検査で、肝機能が悪いと診断されました。どのような病気がわかるのですか?
回答
一言で肝機能が悪いと言っても肝臓の病気は多種多様。
血液検査で判断できる病気や超音波・CTで発見できる病気もあります。
- 血液検査で分かる肝臓の病気
- ・急性肝炎
- ・急性肝炎
- ・慢性肝炎
- ・劇症肝炎
- ・劇症肝炎
- 超音波・CT で分かる肝臓の病気
- ・軽い脂肪肝
- ・小さな肝癌
- ・肝硬変症
- ・転移性癌
- ・肝血管腫
- ・肝血管腫
肝機能検査は肝臓の病気を見つけ出す入り口です。
他の検査法との組み合わせで、隠れている病気を発見できます。
気になる方はぜひ当院にご相談ください。
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2015年4月15日
鼠径ヘルニアにご注意!
太ももや足のつけね(鼠径部)に、指で押さえると引っ込む柔らかい腫れなどはありませんか?
それは「鼠径ヘルニア」かもしれません。
40代以上の男性は要注意!
鼠径ヘルニアとは、一般に脱腸と呼ばれる良性の病気です。
乳幼児の場合はほとんど先天的なものですが、成人の場合は加齢により身体の組織が弱くなることが原因で、特に40代以上の男性に多く起こる傾向があります。
乳幼児でも中高年でも鼠径ヘルニア患者の80%以上が男性です。
腹圧のかかる製造業や立ち仕事に従事する人に多く見られます。
★下記に当てはまる方も要注意!
・便秘症の人
・肥満の人
・前立腺肥大の人
・咳をよくする人
・妊娠している人
治療方法
小児と成人では原因が違い、治療法も異なります。
成人の鼠径ヘルニアはお薬で治すことはできず、手術が必要となります。不快感や痛みの症状がある方は、早めの手術治療を受けましょう。
まずは、お気軽にご来院ください。
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2015年4月02日
過敏性大腸症候群について
下痢や便秘でお悩みではありませんか?
職場や学校など、人間関係などに変化が訪れることの多い春。
環境の変化による精神的なストレス、過労や冷え、病気などの身体的なストレスが原因で、過敏性腸症候群が発症しやすい時期です。
「1日に何度も排便しなければ気がすまない」
「授業や仕事の前に何回もトイレに行ってしまう」
このような方は要注意です。
自律神経の異常から、
・下痢
・便秘
・お腹の張り
・腹痛
など様々な症状を引き起こします。
改善方法
ストレスの緩和には、睡眠や休息をしっかりとること。
気分転換になる趣味の時間や身体を動かす時間も意識的に作りましょう。
とくに適度な運動は、腸の働きを整えます。
患者様の生活習慣にあった治療法で、
おなかのトラブルを解決していきましょう。
お気軽にご相談ください。
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食道潰瘍とは
非常に頑固な胸やけがして胸痛が少しずつひどくなり、胃液がよく上がってきたりします。
胃液などの逆流を繰り返すと、食道の粘膜が傷ついてただれ潰瘍ができますが、胃潰瘍や十二指腸潰瘍の治療さえきちんとしておけば大体予防できます。
しかし食道裂孔滑脱ヘルニアや逆流性食道炎の見られる人の潰瘍は大変ひどく、頑固で非常に苦労することの多い病気です。
治療方法
非常に強力な胃酸分泌抑制剤を使う必要があり、長期に渡って薬を服用しなければなりません。
他の薬に変えたり、止めたりしたらすぐ再発する頑固な人もいます。
検査方法
X線透視
食道壁の硬さを見極め、食道癌になっていないかどうかを知る有効な検査です。
内視鏡検査
食道潰瘍の形や出血の程度を知る最も重要な検査です。
ひどくなると…
食道裂孔滑脱ヘルニアに合併した食道潰瘍が大変慢性化すると、潰瘍の周囲が赤く見え、ここを調べると食道粘膜ではなく、胃か腸の粘膜のように見えるバレット潰瘍と言うものになります。
家庭内での治療方法
・胸やけの起こりにくいような食事をしましょう
・ゆっくりよく噛んで食べましょう
・あまり前かがみの仕事をしないようにしましょう
・腰が曲がりにくいようにコルセットを締めましょう
・夜間寝るときは枕を高くして寝ましょう
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2015年3月3日
ツライ便秘…我慢せずに治しましょう!
便秘の症状と対策について詳しくはコチラ
当院では便秘の症状や便の様子を聞き、必要な方には大腸のX線検査を行なって原因を調べ治療していきます。
まずはお気軽にご相談下さい。
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2015年2月16日
かぜ薬などの薬を飲んで胃が悪くなるのは本当?
ご質問
かぜ薬や関節炎、神経痛の薬を飲んで胃が悪くなったという話をよく聞きます。
本当でしょうか。
回答
確かにかぜ薬や関節炎、神経痛の薬を飲んで胃が悪くなったという人が当院にもたくさん来られます。
ところがそのような人を胃カメラで見ても、本当に胃がただれたり潰瘍になったりしている人は稀で、大多数の人は胃の粘膜には異常が起きていません。
つまり大多数の人は、胃腸の機能が落ちたために胃部つかえ感が起こったり、食欲がなくなったりしているのです。
このような人はその薬を止めていただければ機能は次第に回復し、心配することはありません。
ただ稀に非常にひどい胃炎を起こしたり、潰瘍を起こしたりしている人を見る事があります。
しかしこのような人はたいてい胃潰瘍や十二指腸潰瘍の前歴をもった人です。
たった1回または1日薬を飲んだだけで、ひどい潰瘍ができて苦労することがありますので注意してください。
胃薬は胃腸科の専門の先生に診てもらい、合った薬を飲みましょう。
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2015年2月4日
おならにお悩みの方へ
しょっちゅうお腹が痛くなったり、おならを我慢したりしていませんか?
「虫垂炎ではないか」と心配されて診察してみても、病気や変わったところがないことがあります。
そのような時は一応、白血球数などの必要な検査を行います。
しかしそれと同時に大切なことは、その患者さんのお話をよく引き出すことです。痛みはキリキリ痛むのかギューと痛むのか、長く続くのか、便所に行けば止まるのか、毎朝大便に行っているか…
また、男女共学の学校に通う学生にも多いようです。
治療と対策
- 毎朝ゆっくりと排便しましょう
- 排便さえ十分にしておけば、ガスは臭くありません。 便が硬すぎて毎日でない場合は、緩下剤(かんげざい)や整腸剤を処方したりします。
- ★もし学校や職場でお腹が痛くなったら
- 保健室に行ってもよいので、よくおなかを揉んで便所に行き、ゆっくり便かおならを出しましょう。
- 落ち着いて食事をしましょう
- ガスやおならの原料は主に口(または鼻)から飲み込んだ空気です。
- 誰でも茶わん1杯のご飯を食べると、茶わん1杯分ぐらいの空気を飲み込むと言います。
- 落ち着いて食事をすれば、飲み込む空気は多くありません。
- また、飲み込んでもゲップを出してしまえばおなかをめぐりません。
緊張して食事をしたり、普段でも緊張しているとハッとして空気を飲み込んでしまいます。だから緊張すればする程おなかが張って痛みます。
きめ細やかな問診と適切な内服で治療いたします。
お子さんに限らず、大人の方もお気軽にご相談ください。
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ご質問
数年前に胃全摘出術を受けました。時々強い胸やけが起こります。
どのようにしたらよろしいでしょうか。
回答
胃全摘出を受けた方は、食べた物が小腸につかえたりして通過が悪くなったときに胸やけが起こります。
よく噛んでゆっくりと食べていただくと腸に大変やさしく、うまくこなしてくれますが、あまり噛まないでまだ固形のまま飲み下し、しかも食べるスピードが早いと腸の中をうまく通過できなくなります。
そのため胆汁が下がることができなくなり上に上がってきて強い胸やけが起こるのです。
重症化しないまでも少しずつ毎日胸やけがあるといった方には、胆汁の活性化を止める薬や消化剤、腸の動きをよくする薬などを併用していただくと大変都合よく胸やけを止めることができます。
胃全摘術をする場合、食道と腸、腸と腸の吻合の仕方は執刀した先生によって少しずつ違っています。
どの辺で通過が悪くて胸やけが起きるのかなどは患者さんによって違っていますので、一度キチンとしたレントゲンの造影透視を受けてその上で対策を立てたほうがよろしいかと思います。
治療については、胃の全摘出術後の扱いに慣れた当院へお越し下さい。
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2015年1月5日
胃腸が疲れていませんか?
年末年始の宴会シーズン、食べ過ぎ・飲み過ぎで胃腸が疲れていませんか?
胃もたれや胃の不快感など、胃腸に関することは専門医のいる当院へご相談ください。
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ご質問
胃の集団検診を受けたら精密検査が必要と通知が来ました。
精密検査はカメラだけでよろしいでしょうか?
レントゲン透視も必要でしょうか?
回答
胃の精密検査は、精密レントゲン透視から始めるのをオススメいたします。
集団検査で行う透視は、間接撮影といって画一的にとられていて病変を見つけ出すには有効であっても、きちんと描出されていないことが多く、私達が行う精密レントゲン透視とは明らかに画質が違います。
精密レントゲン透視
見つけ出された病変をきちんと描出して診断をつけ、かつ悪性ならどういう手術をすればよいのか決める重要な検査です。
胃内視鏡検査(胃カメラ)
レントゲン透視で見つけ出された病変を内視鏡で見て再確認し、さらに組織の一部をとって組織学的検査をして病変が癌であるか、腫瘍であるのか、あるいは他の良性の病気であるのかを確かめる重要な検査です。
精密レントゲン透視も内視鏡検査も、ともに大切な検査ですので、両方をするのが精密検査として最も正確な良い方法と言えます。
当院はレントゲン透視も内視鏡検査もできて診断技術を日々向上させております。ご安心下さい。
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2014年11月10日
食道に物がひっかかったら
当院には、様々な物を飲み込んで食道にひっかかったと言って来られる患者さんがいます。
入れ歯、魚の骨、針、ピン、ヒートシールパックに入ったままの薬、10円玉など実に様々で、なかにはなんでこんな物を?と首をかしげたくなる物もあります。
治療法
まず胸部のX線写真をとります。
すると、プラスチックは写りませんが金属製の物、せともの製は写りますので、どの辺にひっかかっているかがあらかじめ解ります。
その上で慎重に内視鏡を入れてみます。
普通はこれで簡単に見えて診断がつきます。
そして物が10円玉だとか円っこい物であれば、鉗子で押してやると、たいてい胃内に落ち込みます。そうすると数日中に便と一緒に排泄されます。
ところがこれに対して、魚の骨、針、ピン、つまようじ、爪のついたブリッジの入れ歯、薬のヒートシールパックなどは大変危険な物となります。
なぜならこういう物はたいてい食道壁にささっており、無理してとると壁が避けて、そのあと極めて重篤な縦隔洞炎を起こすからです。
決して楽観しないで病院へお越し下さい。
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